アラミド・炭素繊維補修補強工事
コンクリート構造物の補修・補強技術
連続繊維シートによる補強工法
- 高性能繊維シートの使用: 軽量で高強度、耐久性に優れたアラミド繊維シートやカーボン繊維シートを利用。
- 補強層の形成: コンクリート表面に含浸接着させて補強層を作り、曲げ強度や引張せん断補強を行います。
コンクリートの長期保護
- 劣化弱体化したコンクリートの補強: 強力な接着力で長期間保護。
- 中性化による補修: 木材保存センターでは、中性化によるコンクリート補修も行っています。
土壌改良工事
- 酸性土壌による中性化対策: 酸性土壌によるコンクリートの中性化を防ぐための土壌改良工事も実施。
微生物によるコンクリート腐蝕
- 多様な腐食性物質の生成: 硝酸、硫酸、蟻酸などによる微生物による腐蝕。
- 防御策の重要性: 有機酸に対する防御策の重要性。
コンクリート保護の現状と木材保存センターの取り組み
- 保護塗料の進歩: コンクリート保護技術の進化。
- 木材保存センターの経験: 約25年間のコンクリート保護工事の経験がありますので、ご不明な点などございましたらご連絡ください。
基礎コンクリートの重要性と維持管理
基礎コンクリートの役割
- 住宅の重量支持: 基礎コンクリートは住宅の重みを支え、構造上非常に重要です。
- 鉄筋コンクリートの長期性能: 通常、基礎は耐久性に優れた鉄筋コンクリートで作られます。
鉄筋の腐食問題
- 鉄筋の錆と影響: 鉄筋が錆びると膨張し、進行するとコンクリートが破壊される可能性があります。
- 錆びの発生原因: 雨水の浸入、周囲の環境や気候が影響します。
ひび割れと欠損の問題
- 浸水リスクの増加: ひび割れ幅が0.3ミリ、欠損部が5ミリになると雨水浸入のリスクが高まります。
- 定期的な点検の重要性: 建物内外部の点検はコンクリートの状態を維持するために重要です。
コンクリート中性化の劣化要因
- アルカリ性の減少: コンクリートは打設後強いアルカリ性を持ち、これが鉄筋を腐食から守ります。
- 中性化の進行: 経年や外的要因により、コンクリートのアルカリ性が減少し、中性化が進行します。
- 中性化によるコンクリート劣化: 中性化が進むと、鉄筋の腐食と膨張により、コンクリートが崩壊や欠落を起こします。
予防と保護
- 中性化防止の重要性: コンクリート建造物の長期的な保護のためには、中性化の進行を抑えることが最も効果的です。