羽蟻の発生時期とその判別方法

2024/08/06 ブログ

羽蟻(はあり)の発生時期は、主に春から夏にかけてです。具体的には、種類によって異なりますが、多くの羽蟻は以下のような時期に発生します:

  1. ヤマトシロアリ: 4月から6月
  2. イエシロアリ: 6月から7月
  3. クロアリやアミメアリ: 5月から8月

発生時期は気候や地域によっても異なる場合がありますが、一般的には気温が上がり湿度が高くなる時期に多く見られます。

クロアリとクロアリの羽蟻の見分け方はいくつかのポイントがあります。以下にいくつかの特徴を示します:

1. 羽の形と大きさ

  • シロアリの羽蟻:

    • 4枚の羽がほぼ同じ大きさ。
    • 羽には細かい毛が生えています。
  • クロアリの羽蟻:

    • 前の2枚の羽が大きく、後ろの2枚の羽が小さい。
    • 羽に毛はほとんど見られません。

2. 体の形

  • シロアリの羽蟻:

    • 体は円筒形で均一な幅。
    • 腹部と胸部の間に明確なくびれがない。
  • クロアリの羽蟻:

    • 腹部と胸部の間に明確なくびれがあります。
    • 腹部が大きく、胸部が細くなっています。

3. 触角

  • シロアリの羽蟻:

    • 触角がまっすぐで、数珠状に見えます。
  • クロアリの羽蟻:

    • 触角が曲がっており、L字形または肘のように見えます。

4. 色

  • シロアリの羽蟻:

    • 体の色は白っぽいか淡い色をしていることが多い。
  • クロアリの羽蟻:

    • 体の色は黒っぽいか暗色をしていることが多い。

これらの特徴を観察することで、シロアリとクロアリの羽蟻を見分けることができます。